社長メッセージ
弊社ホームページをご覧頂き、有難うございます。
私どもはカーボンナノチューブという新素材を扱うベンチャー企業として、主に企業、大学、公的機関の研究者、開発者の方たちからご愛顧いただいております。
世の中様々な、ベンチャー企業がございます。特に目立つのはIT系で、ベンチャー企業といえば、派手な印象を受ける方も多いかと思われます。翻って弊社を考えたときに、全く違う現状がございます。弊社の場合、素材・材料を製造するモノづくり企業として、少人数で日々コツコツと活動を行い、お客様に最高の原材料を使用していただくことを目的としております。
新素材が実際に使われ始めるまでは、かなりの時間を要することから、素材・材料系のベンチャーは、日本では存続が不可能と言われております。新素材は大企業が扱うものだとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかしながら、昨今の経済情勢の中、大企業と言えども、直ぐに収益が見込めない技術は、散発的な開発となりがちです。担当者が移動するとまた一からスタートするという残念な現状がございます。
素材・材料の製造現場は、同じ作業を行っていても、日々の微妙な変化を読み取りながら、安定化させ、歩留まりを維持しながら、高品質なものへ仕上げていくというプロセスが欠かせず、理論だけではない経験値が求められます。それは新素材を扱った開発の分野でも同じことだといえます。
ではその担い手として、誰が行うのか?はっきり言ってきつい大変な仕事です。市場が開けていない状況で、新素材・材料を誰が供給し、開発を進めていくのか?非常に大きな問題だと思います。使命感のようなものがないと恐らく進められない事案です。
弊社がカーボンナノチューブ事業を行っているのも正に、その使命感といっても過言ではありません。当然ながら、カーボンナノチューブの応用開発が進み、実際に使われ始めれば弊社も大きな収益が見込めることができます。ただそれ以上に、カーボンナノチューブという魅力的な新素材のポテンシャルを引き出すことが何よりも興味深く、それを研究者や開発者に利用していただくことに大きな喜びを感じております。幸か不幸か、それだけカーボンナノチューブの魅力に憑りつかれております。
しかしながら、無邪気に素材の魅力に感じ入っているだけでは許されない状況があるのも事実です。新素材や新技術の宿命として、いかに社会受容性に応えるのかという課題もございます。これは、ひとつひとつ事実を積み上げ、科学的に真実を追究する姿勢が重要だと感じております。このように、様々な状況がございますが、弊社はまぎれもなく、カーボンナノチューブベンチャーとして、地に足の着いた活動を行っております。
もし、カーボンナノチューブを利用した開発案件をお持ち、もしくはこれから行うことがございましたら、是非とも弊社にお声がけいただければと思っております。素材の製造から、使いやすくした加工まで一貫して行える企業は他には無く、微力ながらお手伝いが可能だと思っております。是非とも弊社をご検討いただ ければと思います。
今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
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